ソーラーガーデンライトの基板
ダイソーなどで販売されているソーラーガーデンライトは、ジュールシーフ(Joule Thief)として知られる昇圧回路を利用して1.2VでLEDを光らせています。
さまざまな種類のソーラーガーデンライトが発売されていますが、同じICを使っているにもかかわらず内部の基板が違うことがあります。
YX8018
ICは"YX8018 Aa8i1"。電池は40mAhのボタン型充電池(TROILY 1.2V 40mAh Ni-MH CHARGE: 4mA 14h)。
キャンドゥで購入、ステンレス製でLEDは橙色。20年から1年半使用後バッテリーが膨らみ、更に部品も不良。
YX8050
ICは"YX8050 Au7J1"。電池は200mAhの単4形充電池(Ni-MH AAA 200mAh 1.2V)。
ダイソーで購入、黒のプラスチック製で四角い。20年から1年半使用後バッテリーが液漏れし、LEDのアノードが溶けていた。
YX-008
基板名はYX-008、ICは"YX8018"。LEDは橙色。電池はTROILY製40mAhボタン型充電池。
ステンレス製。使用期間不明、水分の浸食でレジストが劣化しているが、回路は繋がっている。ただし、ICが機能せず、スイッチが接続不良、電池も膨らんでいる。
また、LEDのアノード側のはんだが無くなっている。
「ガーデニング用ソーラーライトを分解してみた」と同じもの。
YX8018B
ICは"YX8018B"。LEDは白色。電池はTROILY製100mAh単4形充電池。
2023年にダイソーで購入、つや消しの黒いプラスチック製で丸い。同型のものが200円になっていたので、おそらく最後の100円ソーラーガーデンライト。
これらのほとんどは隙間からの水分の浸入により基板や部品が劣化し、壊れてしまったものと思われます。
参考リンク
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