AY-3-8910の互換品


初期の音源ICであるAY-3-8910は、MSX Wikiによるといくつかの互換品が存在するようです。
その中でも台湾製の互換ICは安価なスロットゲームなどのために作られたようで、「現在でも製造されている」との記述も見かけます。
スロットゲーム自体は現在でも販売されていて、その基板にはキー入力などにKC8279PやJFC8279など同じ会社のICが使われています。
また、スロットにはQFPのAY-3-8910互換品が使われていることもあります。

それぞれの製造日は品番の下の数字から読み取る事ができます。0719なら2007年19週となります。
型番メーカー製造時期その他
JFC95101JFC1999 〜 2019マーキングの字体が数種類ある
WF19054Winbond2002 〜 2008デートコードの製造年が1桁
KC89C72File1995 〜 2019FileはFilfactとも書かれる

写真表

デートコードが新しいものがあることから、JFC95101とKC89C72は現在でも製造されている可能性があります。
それぞれの互換品は大きな違いはなく、音に関してもほぼ同じです。

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